身近な方がお亡くなりになり、この度はお悔やみ申し上げます。

本記事では、大切な方の遺品を整理しなければならない状況となったものの、突然のことでなにをどうすればいいのか分からずお困りの方へ向けた内容の記事となっています。

遺品整理をするときには「何を準備すればいいのか」「何をすればいいのか」について、遺品整理も行っている弊社「ホワイトロック」が、お客様からお聞きしてきたことを元に、しっかりとアドバイスを行ってきます。

遺品整理を自分でするときの準備

遺品整理を自分でするときの準備

遺品整理を自分で行う場合には、以下の表にまとめている物を準備することで、スムーズに整理を行うことができます。

服装 軍手、汚れてもいい服、マスク、スリッパなどの履物、厚手の靴下
仕分け ゴミ袋、段ボール、テープ類(ガムテープ、布テープ、養生テープなど)、ビニール紐、油性ペン、輪ゴム、緩衝材(新聞紙、タオル等)
解体 ハサミ・カッター、ドライバー、ペンチ
運搬 軽トラなどの運搬用車両、台車
掃除 雑巾・ウエットティッシュなど、掃除機やほうきなどの掃除道具

それぞれが必要な理由について、詳しく解説していきます。

【服装】で準備するもの

遺品整理を行う場合、思わぬケガをしてしまうことがあります。

作業中にガラスが割れてしまったり、画鋲を踏んでしまったりと、自宅ではない場合には想定外のことが起こっても不思議ではありません。

不要なケガを防止するためにも、遺品整理の際には服装にも十分な準をしていきましょう。

【仕分け】で準備するもの

不必要な分別だけでなく、処分品の分別も必要です。

そのため、ゴミ袋だけでなく段ボールなども使うことで運搬が楽になりますし、運搬後の保管も容易になります。

また、整理するものが多数の場合、分別後に分からなくなることも少なくありません。

油性ペンを使い、どの段ボールに何が入っているのかを分かるように書くことをおすすめします。

加えて、必要とする遺品の中には壊れやすい品も。

事前に緩衝材となる新聞紙やタオルなども余分に準備をしておくことでスムーズな整理が可能です。

【解体】で準備するもの

遺品整理を行う中で、テーブルや棚など、処分をしたいものの大きすぎて運搬が大変な品は、解体すると運搬が可能です。

そのため、事前にドライバーやペンチなどの解体に必要な工具を準備しておくと、作業もはかどります。

【運搬】で準備するもの

整理した遺品を運ぶときには、台車があると非常に便利です。

年配の方や、女性、子どもの方でも多くの物を運ぶことができるので、作業のスピードも上がりますし、肉体的な負担の軽減にもなります。

また、軽トラックなどの運搬用の車両もあれば、リサイクルショップや処分場へ自分で運搬できるので、可能であれば手配をしておくとよいでしょう。

【掃除】で準備するもの

遺品の処分完了後はすくなからず汚れてしまう場所が出てくるため、事前に掃除道具の準備もしておきましょう。

掃除でのポイントは、拭き掃除で使うものを「捨てることが可能なもの」で行うことです。

ウエットティッシュやウエットシートなどで掃除をすれば、処分時のゴミと一緒に捨てることができるので、再度、乾かした雑巾を片づけに来るといった手間を省くことができます。

自分で遺品整理の流れややり方のコツ

自分で遺品整理の流れややり方のコツ

まず、自分で遺品整理を行う流れは以下のようになります。

①スケジュールを立てる
②分別をする
③不用品を処分する
④遺品の分配(形見分け)をする
⑤清掃

それぞれの段階でのやり方やコツも合わせて、詳しく解説していきます。

①スケジュールを立てる

まず初めに、細やかなスケジュールを立てます。

なぜなら、計画を立てずに遺品整理を行うことで、なかなか作業が進まなかったという声が大変多く聞かれるからです。

遺品整理を行う際、お客様からよく聞く話の中に「いろいろと思い出して思うように作業が進まなかった」という声がありました。

自宅の掃除をするときにも、マンガやアルバムなどが見つかって作業が進まなかったという経験をお持ちの方や、周囲からそういった話を聞いたことがある人も少なくはないでしょう。

遺品整理では思い出の品が多く見つかるものですので、あらかじめ作業のゴールを設定し、「いつ、どこを、いつまでに終わらせる」といった計画を立てておくことで、作業がスムーズになります。

②分別をする

遺品整理では「確実に残すもの」と「処分するもの」の2つに、まずは分別をします。

残すものとして、「財産」「重要書類」「資産価値のあるもの」が挙げられ、処分するものとして「日用品」「家電」「衣服や家具」が挙げられます。

処分するものの中にはまだ使えるものもありますが、まずは大きく分けることを優先しましょう。

処分できるものの、まだ使えるものまでを最初の段階でしてしまうと、その場その場で判断をすることとなり、移動などの手間が増えてしまいます。

処分品を集めたのちに、まとめてどうするかを検討することで効率よく作業ができるので、まずは「確実に残すもの」と「処分するもの」の2つに分別をしましょう。

③不用品を処分する

②のステップで確実に処分をするものが決まれば、不用品を処分します。

小型の電化製品であれば「回収ボックス」などの無料で処分できる場所へ、大型の家具などであれば処分場、日程に余裕があれば粗大ゴミの決められた場所などへ持っていきましょう。

④遺品の分配(形見分け)をする

③のステップの前でも問題はありませんが、遺品の分配も②のステップ終了後に行うことができます。

遺言書がなければその場で分配可能ですので、可能であれば親族の集まっている日に行うことでトラブルを避けることができるでしょう。

⑤清掃

遺品の分配、処分が終わったあとは清掃です。

遺品整理後に人が住む場合と住まない場合、売却をするかしないかで異なりますが、ここでは人が住まない場合で説明をしていきます。

賃貸の場合退居となるため、できるだけキレイに清掃をしておくことで、退居時に掛かるクリーニングの費用を抑えることができます。

また、持ち家の場合は家の老朽化を防ぐためにもしっかりと清掃をしましょう。

さいたま市で自分で遺品整理ができないときは

さいたま市で自分で遺品整理ができないときは

遺品整理を自分たちだけで行うのが一般的ですが、現在は核家族化や高齢化の増加で、故人の家が遠方だったり、作業をする人が高齢であったりすることが増えてきています。
その問題点として、日程調整が困難であったり、作業そのものが困難であるご家庭も少なくはありません。

故人のお家がさいたま市にあり、自分たちだけでは遺品整理が難しく困っているようでしたら、ホワイトロックへ一度ご連絡ください。

最短で即日の遺品整理も承っておりますので、日程に余裕のある方だけでなく、お急ぎのかたでもお気軽にご相談いただけます。