不用品買取で業者選びに悩んでいませんか。
優良な業者を見分けるには、実績や買取事例などを参考にしてください。
不用品買取では違法業者も紛れ込んでいるため、トラブルを避けなければいけません。
スムーズに買取を済ませ、一定の収入を得るなら、健全な業者を選びましょう。
不用品買取の業者選びについて、有益な情報を解説します。
不用品買取の業者選びのポイント4つ
不用品買取では適切な基準をもとに、業者を選んでください。
正しい業者を選ぶなら、運営会社の実態や実績などを調べましょう。
ここでは業者選びについて、以下の4つのポイントを紹介します。
1.特定の免許がある業者を選ぶ
2.買取実績も確かめる
3.不用品の買取事例を参考にする
4.手数料や回収費用の安さで決める
1.特定の免許がある業者を選ぶ
不用品買取の依頼先について、特定の免許があるか調べてください。
以下の2つのうち、いずれかを持っていることが望ましいといえます。
・一般廃棄物収集運搬業許可
・古物商許可
たとえば一般廃棄物収集運搬業許可は、不用品回収を行う業者に必要です。
一部業者は不用品買取だけでなく、回収も受けつけています。
家庭から出た不用品を回収するなら、廃棄物の収集運搬に関する免許が不可欠です。
該当する免許がないと、家庭の不用品回収が違法になります。
リサイクルショップのように、不用品を販売目的で購入する業者は、古物商許可が必要です。
上記の免許を持っていないと、不用品の取引が認められません。
また古物商許可だけでは、不用品の廃棄を扱えない点にも要注意です。
依頼先の会社概要を調べ、業態に応じた免許があるか確かめてください。
特定の免許や許可がない業者に対して、不用品買取の依頼はおすすめできません。
2.買取実績も確かめる
不用品買取をするなら、依頼先の買取実績も要チェックです。
買取実績が豊富であるほど、多くの人が利用しているとわかります。
利用実績に優れている業者なら、自身も安心して依頼できるでしょう。
買取実績の主なステータスは買取件数や成約率などです。
たとえば大手の場合、累計買取実績が1000万点を超えることもあります。
また成約率が高ければ、あらゆる不用品が売却可能とわかります。
以上から不用品買取をするなら、複数業者の買取実績を調べましょう。
実績が豊富であるほど、信頼度が高いからです。
多くの買取をこなした業者なら優れたノウハウがあるので、依頼者はスムーズかつお得に不用品を売却できます。
3.不用品の買取事例を参考にする
不用品の買取実績だけでなく、具体的な買取事例も参考にしましょう。
とくに注目すべきなのが、処分予定の不用品の分野です。
特定の不用品の分野に精通した依頼先なら、高額査定の可能性があります。
たとえば古くなった電子レンジを処分したい場合です。
電子レンジは家電製品に該当するため、同ジャンルに精通した買取業者へ売るのがおすすめです。
該当する業者に売却すれば、相場より高い値段で買い取ってもらえることがあります。
一部業者は公式サイトで、不用品の買取事例を公開しています。
同じ不用品の事例から、買取価格の想定が可能です。
過去の事例を参考にしながら、特定の不用品を買い取ってもらいやすい業者に依頼しましょう。
4.手数料や回収費用の安さで決める
不用品を買い取ってもらうなら、手数料や回収費用の安さも確かめてください。
たとえば不用品回収を行う業者だと、一定の回収費用がかかります。
買取額から回収費用が差し引かれるため、なるべく損失を抑えたいところです。
またリサイクルショップでも、不用品の売却で手数料を支払うことがあります。
手数料がかかる場合、売却の利益から差し引かれるので要注意です。
ただし一部業者は、買取や査定などに関する手数料が無料です。
優良な業者を見分けるなら、余分なコストがかからないところに注目してください。
不用品の買取では、一部業者で一定のコストがかかります。
買取額からコストが差し引かれるため、業者によっては損失が大きくなるのです。
なるべく損失を避けるなら、回収費用や手数料のかからない業者を選んでください。
おすすめの不用品買取の方法3つ
不用品の買取方法は複数あります。
買取時の要望に合わせて、適切な形式を選んでください。
ここでは3つの方法と、それぞれおすすめのタイプを紹介します。
1.店舗への移動が難しい人は出張買取がおすすめ
2. 細かい要望があれば店頭買取を利用する
3.非対面での買取を希望なら宅配買取が理想的
1.店舗への移動が難しい人は出張買取がおすすめ
店舗への移動が難しい場合は、出張買取を使ってみましょう。
出張買取では業者に自宅訪問してもらい、不用品を買い取ってもらいます。
買取が決まれば、業者が回収するしくみです。
出張買取のメリットは、自宅で査定が完結することです。
たとえば仕事や家事が忙しい場合は、店舗への移動や商品の梱包などの時間を作りにくいといえます。
出張買取のサポートを受ければ、あらゆる商品をその場で買い取ってもらえるので、忙しい方も安心できます。
また不用品によっては大きさや重さの問題で、店舗まで持ち運べません。
運搬が困難な場合も、出張買取による処分が可能です。
自宅で取引を終えられるので、手軽に不用品を片づけられます。
2. 細かい要望があれば店頭買取を利用する
不用品買取について細かい要望があれば、店頭買取を使ってみましょう。
店頭買取とは依頼者が店舗へ商品を持ち込み、その場で買い取ってもらうことです。
多くのリサイクルショップで、店頭買取が行われています。
依頼人によっては、不用品買取に関してわからないことがあるでしょう。
店頭買取を利用すれば、疑問点について店員からアドバイスをもらえます。
また買取について、細かい要望を出せるのもポイントです。
店頭買取では店の雰囲気もわかるので、安心して相談できます。
値段交渉や査定理由を聞き出せるのも魅力です。
細かい要望や店員のアドバイスを求めるなら、店頭買取を使ってみましょう。
3.非対面での買取を希望なら宅配買取が理想的
非対面での買取を希望するなら、宅配買取を使ってみてください。
宅配買取では、利用者自身が不用品を箱や袋にまとめます。
業者への郵送後、査定金額が知らされ、銀行口座へ振り込まれるしくみです。
インターネットを使った非接触サービスの一種として、多くの利用者がいます。
宅配買取のメリットは、非対面で完結することです。
たとえば店頭買取は、不用品が多すぎると店舗へ持ち込みにくいといえます。
さらに出張買取では業者が自宅を訪れるのですが、一部の人はプライバシーの関係で抵抗を感じます。
一連の問題を解決するうえで、宅配買取が選択肢です。
箱詰めや袋詰めの作業を要するものの、非対面で不用品を売却できるのが宅配買取の強みです。
不用品買取の業者選びの注意点3つ
不用品を買い取ってもらう場合、業者選びを間違えないでください。
悪徳業者が紛れ込んでいて、トラブルに見舞われることもあるからです。
業者選びの注意点を、以下で3つ解説します。
1.トラックで巡回している業者には気をつけよう
2.業者の住所があるか調べよう
3.突然訪問してくる業者には要注意
1.トラックで巡回している業者には気をつけよう
トラックでよく巡回する不用品買取業者には、注意を払いましょう。
巡回中の業者によっては、正式な営業許可をもらっていません。
不用品回収には一般廃棄物収集運搬業許可、買取を扱うには古物商許可がそれぞれ必要です。
しかし地域を巡回する業者は、上記のような免許を持っていない可能性があります。
正式な営業許可のない業者は、不用品回収や買取でトラブルを起こすかもしれません。
たとえば回収時に高額な費用を請求したり、不用品を不法投棄したりすることが想定される
不用品買取において、巡回を行う業者はおすすめできません。
信頼できる業者を選び、事前相談する形が推奨されます。
2.業者の住所があるか調べよう
不用品買取では、依頼先の住所を調べておきましょう。
悪質業者の一部は、会社の住所を公表していません。
住所非公開だと業者がいきなり行方をくらまし、連絡を絶つことがあります。
また連絡先が固定電話ではなく、携帯電話で表示されているケースにも要注意です。
業者がとくに拠点を設けておらず、全国を転々としながら営業することがあるからです。
この場合、顧客からのクレームを避けるため、携帯番号を変えることも想定されます。
住所のない業者に依頼してトラブルが起きても、誠実に対応してもらえない可能性があります。
業者の住所を前もって確かめておき、確認できなければ依頼を控えましょう。
3.突然訪問してくる業者には要注意
悪質業者の一部は、自宅へ突然訪問してくることがあります。
一旦家に入ると、交渉が成立するまで帰らない人もいるため、注意が必要です。
たとえば依頼者の希望しないものまで不用品として回収し、運搬料や処分費用を請求することがあります。
また家の中のものを勝手に持ち出す悪質業者も想定されます。
事前相談もなく突然訪問してくる業者は、家に入れるべきではありません。
万が一被害を受けたら、警察や国民生活センターなどに相談しましょう。
不用品買取の業者選びのまとめ
不用品買取をスムーズに行うなら、適切な業者選びが大切です。
お得な条件で買い取ってもらうだけでなく、トラブルを避けるためにも、業者を慎重に決めましょう。
運営会社が特定の営業許可を持っていて、取引実績の豊富な業者が推奨されます。
また特定の不用品に精通した業者なら、好条件での買取を期待できます。
健全な業者なら優れた条件で不用品を買い取ってもらえるので、トラブルの心配がありません。
処分したい不用品や要望に応じて、理想の業者を決めてください。