さいたま市から引越しをしようと思って、荷造りを進めていませんか?
このとき、大量のゴミや不用品が出てくることもあるでしょう。

この引越し作業中に発生した不用品をどう処分すればいいか困っていませんか?
ここではさいたま市で引越しする際の不用品回収方法について解説します。

さいたま市で引越し時に発生した不用品は民間業者を利用する

結論からいうと、さいたま市在住で引越し作業中に発生した不用品は、民間の専門業者に依頼して回収してもらう形が基本です。
自治体では対応していないのであらかじめ理解しておきましょう。

引越し時の不用品をさいたま市では回収していない

ほかの自治体同様、各種ゴミ回収の公的サービスをさいたま市では提供しています。
ただ一部さいたま市では処理のできない不用品やゴミがあります。

その中の一つが「引越し等による一時多量ごみ」です。
引越し作業中にまとまったゴミや不用品が発生した場合、民間の専門業者に処理を依頼する形が基本です。

インターネットで検索してみると、さいたま市で不用品回収を行っている業者はいくつもあります。
日本全国や首都圏一帯で不用品回収を行っている大手もあれば、埼玉県内で活動している地域密着の業者もみられます。
さいたま市がサービスエリアに含まれている不用品回収業者に処分を依頼してください。

前もって荷造りすればさいたま市でも対応可能

引越しするかなり前からコツコツ荷造りをして、ゴミの処分を進めればさいたま市に不用品回収をお願いできる場合もあります。
普通のゴミや不用品は分別して、決められた曜日に決められた場所に出します。

ただし大きなゴミについては、粗大ゴミとして事前予約して出さなければなりません。
さいたま市の場合、一辺もしくは直径が90cm以上2m未満のものは粗大ゴミ扱いになります。

さいたま市の場合、粗大ゴミは粗大ごみ受付センターもしくはさいたま市粗大ごみインターネット受付で事前予約が必要です。
ここで粗大ゴミの回収日を決め、当日さいたま市粗大ごみ等処理手数料納付券を購入して対象のゴミに貼り付けます。

ただしさいたま市の粗大ゴミの回収依頼する際には、1回最大4個までと個数制限が設けられています。
また混雑していると、収集までかなり時間のかかる場合もあるので注意してください。
場合によっては収集日が1カ月程度先になってしまうことも考えられます。

引越しまでに粗大ゴミすべて処分できなければ、やはり民間の不用品回収業者の活用も検討しましょう。

さいたま市で引越し時不用品回収業者を利用する流れ

さいたま市で引越し準備をしているときに、大量の不用品が発生したら不用品回収業者に処分を依頼するのが基本です。
不用品回収業者にはどのようなところがあるのか、実際に依頼する際の流れについてまずは解説します。

さいたま市で不用品回収してくれる業者

さいたま市で引越しの際に発生した不用品やゴミを民間にお願いする場合、専門業者と引越し業者にいずれかに依頼する形になるでしょう。
専門業者とは、不用品やゴミ回収を専門的に手掛けている業者のことです。

専門業者はゴミの量に関係なく、一度に回収してくれるところも少なくありません。
ゴミ屋敷の整理や遺品整理なども手掛けている業者もみられるほどです。
トラックで不用品回収してくれるので、一度に大量のゴミを処分できます。

また引越し業者の中には、引越し作業の一環として不用品回収してくれているところもあります。
引越し業者にお願いすれば、引越しの準備から不用品回収まで一連の流れをワンストップでお願いできるので魅力です。

ただし引越し業者は不用品回収や粗大ゴミの処分を専門で請け負っているわけではありません。
不用品の種類や粗大ゴミのサイズによっては、回収を断られる可能性があります。
粗大ゴミすべて回収してもらえるか、見積もりのときなどに担当者に相談してみるといいでしょう。

不用品回収利用の流れ

不用品回収サービスを利用する際の流れは、それほど難しくありません。
業者によって若干手順は異なるかもしれませんが、まずは業者に連絡を取りましょう。
電話で問い合わせ、業者によってはネットの専用フォーム、LINEなどでも受け付けているところもあります。

まずは電話やネットで簡易的な査定をお願いして、実際に現場に来てもらって最終的な見積もりをしてもらいます。
見積もり価格に納得できれば、不用品回収を依頼してそのまま引き取ってもらう流れです。

さいたま市で不用品回収業者を利用する際の注意点

さいたま市内で活動している不用品回収業者の中には、一部悪徳業者がいる点には注意してください。
さいたま市のホームページでも、注意を促しているほどです。

さいたま市では不用品回収業を営むために、一般廃棄物収取運搬業の許可を与えています。
この許可を受けずに活動している悪徳業者も一部みられるので注意が必要です。

悪徳業者の中には、不用品を適正に処分していないところもみられます。
とくに家電製品は有害な金属などが含まれているので不適切な処分をすると、環境破壊につながります。

また悪徳業者の中には、水増し請求してくる場合もみられるようなので注意が必要です。
複数業者で見積もりを取り、その内容を比較して依頼する業者を決めるといいでしょう。

またさいたま市のホームページで「一般廃棄物収集運搬業一覧」を公表しています。
こちらに掲載されている業者は一般廃棄物収集運搬業の許可を受けている、まっとうな業者です。
さいたま市のホームページで掲載している業者の中から依頼先を選べば、トラブルの発生リスクをかなり抑えられます。

さいたま市で不用品回収業者選びのポイントについて解説

引越しする際に不用品回収業者を利用したい場合、何をポイントにして選べばいいのでしょうか?
さいたま市で営業している不用品回収業者は多くあるので、以下のポイントを押さえて候補を絞り込みましょう。

1.対応エリアに含まれているか
2.料金が明示されているか
3.見積もり対応しているか
4.プラスアルファのサービスがあるか

それぞれなぜ不用品回収業者選びで重要なのか、以下で詳しくみていきます。

1.対応エリアに含まれているか

まずお住まいのさいたま市が業者の営業エリアに含まれているかを確認してください。
業者によっては、埼玉県内でも地域により営業エリアになっているところもあれば、対象外になっているエリアもあるかもしれません。

またさいたま市は営業エリアになっているけれども、ほかの地域では無料の出張料がかかってしまう可能性もあるので注意してください。
各不用品回収業者のホームページにて、営業エリアは掲載されているはずです。
まずはサイトで自分たちが利用できるかどうか、確認してください。

2.料金が明示されているか

不用品回収は回収する不用品の種類や量によって、金額が変わってきます。
しかしきちんとした不用品回収業者であれば、公式サイトでおおよその料金の目安を明示しているはずです。
ケース別で料金の目安を提示している業者であれば、依頼する前におおよその費用をシミュレーションできます。

悪徳業者の中には、ホームページで格安価格を掲載しているところもあります。
そして実際に依頼する段階になって、出張費や査定費などの名目で追加料金を請求してくるのが代表的な手口です。
激安価格が表示されているからといって、安易に飛びつかないように注意してください。

3.見積もり対応しているか

先ほども紹介したように、不用品回収の金額は依頼者によって異なります。
そこで事前に見積書を作成してもらいましょう。

まっとうな営業をしている業者であれば、見積もり作成してくれるはずです。
なんだかんだと理由をつけて見積もりしない業者は悪徳業者の可能性が高いので注意しましょう。

また複数のところで相見積もりを取るのがおすすめです。
そうすれば自分たちの条件でより低価格にて回収してくれる業者がわかるからです。
複数の業者の見積もりをチェックすれば、おおよその相場も見えてきます。
相場から大きく外れた価格を提示する悪徳業者に引っかかってしまうリスクも低減できるわけです。

4.プラスアルファのサービスがあるか

ただ不用品回収するだけでなく、プラスアルファのサービスがついてくる業者を選ぶのがおすすめです。
たとえばさいたま市で営業している不用品回収業者の中には、買取サービスをつけているところがあります。

引越しの際に出てきた不用品も、まだ使えてほかの人からすれば利用価値のあるものも埋もれているかもしれません。
不用品回収の傍ら査定してもらって、買取価格がつけばいくらかの現金を確保できるでしょう。
引越しすると引越し費用や新居での費用など何かと物入りなので、価値のある不用品は買取に出して現金を確保しておくことが大事です。

引越し業者を中心に不用品回収だけでなく、荷物の梱包を行っている業者もあります。
またハウスクリーニングもセットでお願いできる業者もみられるので、希望するサービスが含まれているか確認しておきましょう。

さいたま市で引越し時の不用品回収のまとめ

引越しで一度に大量の不用品が発生した場合、さいたま市では引き取ってくれません。
民間の不用品回収業者に依頼して、引き取ってもらいましょう。

ただしさいたま市内で活動している不用品回収業者の中には、悪質な営業を行っている業者も一部いるようです。
このような悪徳業者に引っかからないためにも、ホームページで情報をしっかり確認してください。

また複数の業者で相見積もりを取ることで、より安く不用品回収してくれる業者が見つかります。
無駄なく、満足できるサービスを提供している業者を比較して見つけましょう。