さいたま市在住の方で不要なバッテリー回収をお願いしたいと思っていませんか?
バッテリー回収は、さいたま市で行っています。

ただしバッテリーの種類によって、処分方法が変わってくるので注意が必要です。
またバッテリーの処分にあたって注意すべきポイントもあわせて解説するので参考にしてください。

さいたま市のバッテリー回収方法について紹介

さいたま市のバッテリー回収方法について解説します。
通常の燃えるゴミや燃えないゴミのように集積所に出す方法とは異なるので注意しましょう。

基本は電池回収箱で処分する

もし取り外しのできるバッテリーであれば、さいたま市内に電池回収箱がいくつか設置されています。
こちらにバッテリーを入れれば、さいたま市で回収してくれるわけです。

電池回収ボックスはさいたま市内54か所に設置されています。
さいたま市内の区役所や図書館、公民館などの公的施設にあるので最寄りのところで処分してください。

バッテリーを処分する際には、絶縁処理を忘れずに行ってください。
プラス極とマイナス極にセロハンテープなどを貼り付けることで、電流が流れないようにできます。

バッテリーが取り外せない場合

電化製品によっては、バッテリーを取り外して個別に処分できない場合もあるでしょう。
この場合、同じくさいたま市では小型家電回収ボックスを市内に設置しています。
黄色いボックスがそれです。

こちらで本体ごと処分すれば、あわせてバッテリーも回収してもらえます。
ただし小型家電回収ボックスの投入口は30×15cmです。
もしこのサイズに入らない家電であれば、さいたま市のゴミ処理施設に直接持ち込みましょう。
もしくはリネットジャパンリサイクルが実施している宅配回収を利用してください。
従来のゴミ収集所でのバッテリー回収は行っていないので、注意してください。

電動自転車のバッテリー回収

普段あまり脚力を使わずに運転できるので、電動自転車を利用している人はいませんか?
電動自転車は内蔵されているバッテリーのアシストによって、すいすい運転できます。

さいたま市ではこの電動自転車について本体に内蔵された状態で、粗大ゴミとして回収してもらえます。
自転車用バッテリーの充電器も一緒に処分可能です。
充電器はビニール袋に入れて、自転車本体に括り付けておけばまとめて回収してくれます。

さいたま市の粗大ゴミ回収は、事前予約制です。
電話もしくはインターネットで予約してください。

そして決められた収集日当日になったら、電動自転車を指定された場所に出しておきましょう。
当日の朝8時30分までに出しておいてください。

粗大ゴミを出すためには、さいたま市の粗大ゴミ等処理手数料納付券を不用品に貼付しなければなりません。
コンビニや市民の窓口などで取り扱っているので、こちらで購入してください。
電動自転車の場合処理手数料として、550円かかります。

バッテリーが膨張している場合

リチウムイオン電池の中には、膨張して変形しているものもあるでしょう。
もし膨張したバッテリー回収をお願いする場合、熱を帯びているかどうかで処分方法が違ってきます。

もし熱を帯びていないのであれば、先ほど紹介した電池回収ボックスに入れてください。
バッテリーの取り外しができない場合には、小型家電回収ボックスに入れましょう。

ただしバッテリーが膨張していてしかも熱を持っている場合には、処分方法が異なります。
熱のあるバッテリー回収方法は、さいたま市のゴミ処理施設へ直接持ち込みのみの対応です。
熱を持ったバッテリーは、回収ボックスに入れないように注意してください。

リサイクルバッテリーは家電量販店でも回収可能

家電製品にリサイクルバッテリーが付いていませんか?
三角の矢印マークのロゴがリサイクルマークです。

リサイクルマークの付いているバッテリー回収は、家電量販店などでも行っています。
お店に回収箱が設置されているはずなので、こちらで処分しましょう。
回収箱を設置しているお店の一覧は、一般社団法人JBRCに掲載しています。
さいたま市に該当するお店がないか、確認してください。

自動車のバッテリー回収方法について解説

バッテリーといえば、もう一つ自動車のバッテリーがあるでしょう。
自動車のバッテリーを自分で交換して、不要なバッテリー回収をお願いしたいと思っていませんか?

自動車のバッテリーはさいたま市をはじめ、自治体では回収していません。
そこで別のところにバッテリー回収をお願いしなければなりません。
バッテリー回収しているところとして、主に以下のようなお店があります。

1.カー用品の専門店
2.ガソリンスタンド
3.ホームセンター
4.リサイクル業者
5.不用品回収業者

以上のところであればバッテリー回収が可能です。

1.カー用品の専門店

近くにカー用品の専門店があれば、バッテリーを持ち込んでみましょう。
不要なバッテリーでも買い取ってもらえる可能性もあります。
買取できなくても、無料で回収してくれるところも少なくありません。
バッテリーをリサイクルして再利用できるからです。

ただしさいたま市内にあるカー用品の専門店の中には、一部有料というところもあります。
お金がかかるかどうか、バッテリー回収をお願いしたいと思っているお店にあらかじめ問い合わせておくといいでしょう。

2.ガソリンスタンド

さいたま市内のガソリンスタンドでも、バッテリー回収サービスを実施しているお店も結構あります。
ガソリンスタンドならさいたま市内でも至るところにあるので、持ち込みやすいでしょう。

料金は店舗によってまちまちです。
無料でバッテリー回収しているところもあれば、有料なところもあります。
ただしお金がかかった場合でも、数百円程度が相場のようです。

ガソリンスタンドの場合、さいたま市内すべての店で回収しているわけではありません。
とくにセルフ給油式のガソリンスタンドではバッテリー回収していないところも結構あるので、注意が必要です。

3.ホームセンター

ホームセンターの中でも全国展開している大手であれば、バッテリー回収サービスを行っているところも少なくありません。
ホームセンターの場合、無料で回収しているところが多いのでコストの心配をする必要がありません。

ただしホームセンターの場合、純粋なバッテリー回収は受け付けていないので注意が必要です。
あくまでもお店で新しいバッテリーを購入する、すなわち買い替えの場合古いバッテリー回収を行っているので勘違いしないでください。

4.リサイクル業者

リサイクル業者にバッテリーを持ち込むのも一つの方法です。
バッテリー回収してもらえるだけでなく、買取してもらえるのが魅力です。

リサイクル業者によって査定方法は違ってきますが、1kg当たり40〜50円程度の買取価格を提示してくれるかもしれません。
もし状態が悪くて買取価格が付かなかったとしても、無料でバッテリー回収してもらえるでしょう。

バッテリーの買取価格ですが、バイクで300〜500円程度が相場といわれています。
軽自動車で300〜500円、普通自動車で700〜1,200円程度が相場です。

ガソリンスタンドやカー用品の専門店にお願いするときには、バッテリーのみの回収でした。
一方リサイクル業者の場合、バッテリー以外のいろいろな不用品を引き取ってもらえるところもメリットです。
もし大掃除などして、不用品が大量に出てしまったら、リサイクル業者に依頼すると一気に回収してもらえます。

リサイクル業者の中には出張買取といって、自宅まで査定士が赴き引き取ってくれるサービスを提供しているところもあります。
大量に不用品が発生していて、お店に持ち込めない場合には出張買取に対応しているリサイクル業者を探しましょう。

5.不用品回収業者

不用品回収業者でも、バッテリー回収を行っています。
不用品回収業者は、基本現地までスタッフが来てくれて回収してもらえる点です。
バッテリー回収してほしいけれども、お店に持ち込むのは大変と思っている人におすすめです。

不用品回収業者にお願いした場合も、バッテリー以外の多種多様な不用品を引き取ってくれます。
車のバッテリー以外にも、冒頭に紹介したリチウムイオン電池などもまとめて回収してくれます。

不用品回収業者のメリットとして、スピーディに回収してくれる点にも注目です。
さいたま市の業者の中には、最短即日バッテリー回収してくれるようなところもあります。
また24時間・365日受け付けているところもあるので、平日の日中は仕事などでスケジュールを確保できない人にもおすすめです。

ただし不用品回収業者にバッテリー回収を依頼する場合、お金がかかるので注意しましょう。
車のバッテリー回収の場合、およそ500〜1,000円が相場です。

またさいたま市の不用品回収業者の中には、悪質な営業をしているところも一部あります。
悪徳業者に引っかからないために、さいたま市の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けている業者に依頼してください。

さいたま市のバッテリー回収に関するまとめ

さいたま市ではバッテリー回収サービスを実施しています。
さいたま市内に電池回収ボックスが点在しているので、こちらで処分しましょう。
ただしプラスとマイナスのところにセロハンテープを貼り付けるなど、絶縁した状態で処分してください。

車のバッテリーに関しては、さいたま市では回収していません。
車のバッテリー回収を希望しているのであれば、ガソリンスタンドやカー用品の専門店などこちらで紹介したお店にて処分を依頼してください。