さいたま市で店舗を運営していたけれども閉店する運びになった場合、店の片づけをする必要があります。
また不用品の処分を進めなければなりません。

ところでさいたま市で店舗の片づけを業者にお願いした場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか？
さいたま市には店舗の片づけ業者が無数にあるので、その中でどこに依頼すべきかについてもあわせて解説します。

さいたま市で店舗を閉店する場合部屋はどのようにして返す？

もしさいたま市で店舗を運営していたけれども閉店することになれば、テナントはオーナーに返さなければなりません。
退去するにあたって、テナントをどう返却するか、いくつか方法があります。

1.スケルトン
2.居抜き
3.原状回復

それぞれ具体的にどのような状態を指すのか、以下で詳しく紹介します。
通常はオーナーや次にテナントに入る人が決まっている場合には引き継ぐ人と話し合って、決めていきましょう。

1.スケルトン

スケルトン状態に戻すのは、壁と床だけの状態に戻すことです。
内装から設備まで、すべて取り払うのが基本です。
基本的に店舗内に置かれているものはすべて回収するので、片づける場合も処分する場合もそれなりにまとまった費用がかかります。

中には設備が壁などに埋め込まれているような場合、解体業者にお願いしないといけない場合も出てくるでしょう。
また契約時に保証金を支払っていた場合、保証金の中に工事費も含まれているケースもあります。
全額費用を負担しなければならないのか、さいたま市のテナントのオーナーに一度問い合わせてしまうといいでしょう。

2.居抜き

居抜きとは、店舗の状態を基本的にそのまま引き渡すことです。
同じ業種のお店がテナントに入ることが決まっている場合、設備を引き続き使えるので次に入居する店舗にとっても重宝します。

居抜きの場合、備品などの回収は必要最小限にとどめられます。
よって短期間で引き渡せますし、費用もかなり少なく抑えられるのがメリットです。
次にテナントに入る人が気持ちよく店舗をオープンできるように、店舗内をきれいに掃除しておくなどマナーにのっとった引き渡しを心がけましょう。

3.原状回復

原状回復とは、テナントを借りた時と同じ状態に戻して部屋を明け渡す方法です。
よく賃貸物件を引き渡す際に求められる条件です。

基本的に店舗に持ち込んだ設備などを回収して、部屋をきれいに掃除する程度でかまいません。
ただし内装工事の際に間仕切りなどを導入した場合には、解体しなければなりません。
場合によっては解体業者に作業を依頼することもあるでしょう。

元々スケルトン状態だったテナントを原状回復するよう求められた場合、最初に紹介したスケルトンにして返さないといけません。
もし元の状態がどうだったかわからなければ、さいたま市のテナントのオーナーにどのような状態で明け渡さないといけないのか問い合わせておきましょう。

さいたま市の店舗片づけに伴う費用相場を紹介

店舗片づけにはさまざまな作業が必要になります。
よって、自力で期限までにテナントのオーナーに部屋を明け渡すのは難しいかもしれません。
業者に依頼する場合、やはり気になるのは費用がどのくらいかかるかではありませんか？

ここではさいたま市の店舗片づけの相場について紹介します。
さいたま市で業者に店舗片づけ作業をお願いする場合、以下の費用がかかります。

1.原状回復工事
2.不用品回収費用

それぞれのさいたま市における費用相場について紹介するので、参考にしてください。

1.原状回復工事

原状回復工事は、工事内容によってまちまちです。
もしクロスなどを張っている場合、こちらを張り替えて元に戻す必要があります。
クロスであれば、1平常メートル当たり1,100円程度かかると思ってください。

パーテーションなどで間仕切りしている場合、こちらを取り払う必要があります。
こちらは1平方メートル当たり1,000円程度かかると想定しておきましょう。

場合によっては専門のクリーニング業者に清掃をお願いすることもあるでしょう。
クリーニングを依頼する場合、少なく見積もっても25,000円程度かかると思ってください。

内装で塗装をした場合、塗装前の状態に戻す必要があります。
塗装を剥がす場合、1平方メートル当たり1,000円からが相場になるでしょう。

2.不用品回収費用

不用品回収を業者にお願いする場合の費用は、店舗の広さによりけりです。
店舗が広くなれば、それだけ回収しなければならない不用品の数も増えるはずです。
よって店舗の広さと不用品回収費用は比例すると思ってください。

さいたま市の場合、1DK程度の広さの店舗であれば75,000円からが相場です。
しかし10平方メートルくらいの広さのお店になると、105,000円程度は少なくてもかかると思ってください。

さいたま市で店舗閉店に伴う片づけ業者を依頼する際の選び方とは？

店舗閉店にあたって、部屋の片づけを業者にお願いしたいと思っている人もいるでしょう。
しかしさいたま市には数多くの片づけ業者があるので、なかなか一つに絞り込むのが難しいでしょう。
さいたま市で店舗の片づけ業者を選ぶ際に、いくつかポイントがあります。

1.さいたま市内に事務所のある業者にお願いする
2.即日対応している業者
3.メディア対策が万全な業者
4.買取サービスのある業者
5.複数のところに見積もりを依頼する

なぜ以上のポイントがさいたま市の片づけ業者選びで重要なのか、以下で見ていきます。

1.さいたま市内に事務所のある業者にお願いする

さいたま市で店舗の片付け作業を行っている業者は、大きく2つに分類できます。
さいたま市内に事業所のある業者とさいたま市外でさいたま市を営業エリアにしている業者の2パターンです。

両者を比較した場合、さいたま市内に事業所のある業者を利用しましょう。
さいたま市内に事業所があれば、店舗から近距離だからです。

片づけ費用の中には、出張費も含まれます。
出張費は距離が近いほど、費用も安く抑えられます。

また後日店舗片づけの作業で何か問題が発生した場合、問い合わせれば現場にすぐ駆けつけてくれるでしょう。
このように気軽に相談できるので、さいたま市内の業者の中で候補を絞り込んでください。

2.即日対応している業者

さいたま市の片づけ業者の中には、申し込んだ即日作業してくれるようなところもあります。
さいたま市の業者の中には、申し込んでから最短30分で駆けつけてくれるようなところもあるほどです。

またさいたま市の中には、24時間いつでも作業を請け負えるような業者もあります。
スケジュール上の問題などで、深夜や早朝の片づけを希望している場合、24時間対応のさいたま市の片づけ業者に依頼してください。

3.メディア対策が万全な業者

店舗の片づけの場合、業種関係なくパソコンを使っているでしょう。
パソコンの中には顧客情報をはじめとして、重要な情報が保存されているはずです。
このようなメディア対策がきちんとしているさいたま市の片づけ業者に依頼することです。

このような情報の取り扱いがいい加減だと、顧客情報などが漏洩する可能性も出てきます。
ひいきにしてくれた店舗のお客さんに、多大なる迷惑をかけかねません。

さいたま市の片づけ業者でメディア対策のしっかりしているところだと、「マニフェスト伝票」を発行している業者も見られます。
マニフェスト伝票とは廃棄証明書のことです。
パソコンを適切な方法で破棄したことを立証する証明書になります。

これでも信頼できないというのであれば、自分で処分するのも一考です。
パソコンのハードディスクの部分にドリルなどで穴を開けてしまえば、データ復元ができなくなります。

4.買取サービスのある業者

さいたま市の片づけ業者の中には、買取サービスも一緒に行っているところもあります。
店舗の備品の中には、まだ使えるものもあるかもしれません。
価値のあるものを買い取ってもらえれば、費用を少しでも安く抑えられます。

たとえば電化製品でまだ使えるものがあれば、一度査定に出してみるといいでしょう。
飲食店であればIHクッキングヒーターや電子レンジなどがあるはずです。
また美容院を運営していれば、洗い物も多いので洗濯機や乾燥機を導入しているでしょう。
このような電化製品で比較的新しければ、高額買取も十分期待できます。

もしまだ使えそうで、売れそうな備品や設備があれば買取サービスに対応しているさいたま市の片づけ業者に依頼しましょう。

5.複数のところに見積もりを依頼する

同じ店舗の片づけでも、さいたま市の業者によって値段は変わってきます。
なぜなら各業者でオリジナルの査定基準を設けて、それに基づき価格を決めるからです。

そこでより安い価格で片付け作業を依頼したければ、複数のさいたま市の業者で見積もりを取ることです。
そうすれば、どこがより安い価格で片付け作業を請け負ってくれるところかがはっきりわかります。

また複数の業者で見積もりを取れば、おおよその相場が見えてきます。
相場よりも異常に高かったり安かったりする片づけ業者は、悪徳業者の可能性があるので避けることも可能です。

相場より安い価格を提示する業者には、ついつい依頼したくなるかもしれません。
しかし以上に安い価格を提示する業者は、その価格でカモを釣り上げようとしているだけです。
いざ作業を請け負うと、いろいろな名目をつけて追加料金を請求して、結局割高な費用を負担する羽目になるかもしれません。

さいたま市の店舗片づけに関するまとめ

さいたま市で店舗を経営していたけれども、閉店することになって片づける場合、まずは部屋をどのような状態で引き渡すか確認してください。
スケルトンのように完全に備品などを取り払わないといけないところもあれば、居抜きで設備などそのままで引き渡せる場合もあります。

また店舗の片づけを自分たちでするとなると、かなりの作業になるでしょう。
そこで専門の片づけ業者を利用するのも一考です。

さいたま市には店舗の片づけ作業を請け負っている業者が数多くあります。
相見積もりで価格や作業内容を比較したり、パソコンのデータを適切に処分できたりする業者に依頼してください。