さいたま市在住の方で、ベッドを処分したいと思っている人はいませんか?
他の家具同様、ベッドも長年同じものを使っていると徐々に劣化するものです。

さいたま市の場合、自治体でベッドの不用品回収を行っています。
その他にもベッドの不用品回収方法があるので、以下で詳しく見ていきましょう。

ベッドには寿命があるので、いずれは買い替えなどを検討しなければなりません。
ここでは一般的なベッドの寿命と寿命の前兆症状についても紹介します。
さいたま市在住でベッドを使用している人は、参考にしてみてください。

ベッドの寿命について解説

そもそも、ベッドはどの程度使い続けられるのでしょうか?
まずはベッドの寿命や買い替えのタイミングなどについて、紹介します。
また劣化したベッドを使い続けるデメリットについても紹介するので、買い替えの参考にしてください。

ベッドの寿命について

ベッドの寿命を考える際に、ベッドフレームとマットレスを切り離して考える必要があります。
まずフレームは、10〜15年が寿命の目安といわれています。
ただしあくまでも目安なので、使い方や環境によって前後すると思ってください。

素材別に見た場合、木製のフレームは長持ちすると考えられています。
一方折り畳み式やリクライニング可能なフレームは使い勝手がいい半面、可動域が多い分負担もかかりやすく寿命も早めです。

一方マットレスは素材によって、かなり個体差が出ます。
短いものだと3年程度しかもたないものもありますし、長持ちするものなら10年以上使用できるものもあります。

寿命が短めなのは、低反発ウレタンです。
一方ポケットコイルは比較的長持ちする素材といわれています。

ベッドの不用品処分の目安

ベッドを使い続けていると、徐々に劣化します。
ベッドで眠って起きた時に、一部へこみが見られるでしょう。
長時間体の圧力がかかっているので、しばらくへこんでいるのは仕方ありません。
通常であれば徐々に戻るものですが、眠る時になってもへこんだままであれば、そろそろ寿命だと考えてください。

またマットレスにスプリングを使っている場合、眠った時に背中にスプリングが当たっているのを感じたら寿命です。
それだけクッション性が悪化している証拠だからです。

スプリング式の場合、横になった時にきしむ音のする場合もあるでしょう。
これも交換のタイミングが近づいているサインと考えてください。
きしんでいるのはマットレスではなく、フレームの方の場合もあるのでどこで音が発生しているか見極めましょう。

劣化したベッドを使い続けるデメリット

上で紹介した寿命の目安となる症状が発生していても、だましだまし使い続ける人もいるでしょう。
しかし劣化したベッドを使い続けるのは、デメリットがいろいろとあります。

まず眠りの質が劣化する点です。
マットレスが劣化すると、腰やお尻の部分がへこみやすくなります。
すると同じ場所に体圧がかかり続ける結果になり、血行不良を引き起こすのがデメリットです。
血行不良が起きると繰り返し寝返りしなければならず、深い睡眠をとるのが難しくなります。

腰に負荷がかかるので、腰痛を引き起こしやすくなるのもデメリットの一つです。
腰痛だけでなく、不自然な姿勢で眠ることになるので肩こりや首の痛みを引き起こす場合もあります。

マットレスは洗濯ができません。
長年同じマットレスを使い続けると、衛生状態が悪化します。
カビやダニが発生しやすくなり、寝ている間に体内へ吸い込んでしまう恐れがあります。
その結果、アレルギーや感染症に罹患するリスクが高まり、健康被害が出るかもしれません。
このように劣化したベッドを使い続けるのは、百害あって一利なしです。

さいたま市におけるベッドの処分方法を解説

さいたま市在住の方で、ベッドを処分したいと思っている人はいませんか?
ここではさいたま市の自治体による、ベッドの回収方法について解説します。

ベッドはさいたま市では粗大ゴミの可能性大

ベッドをそのまま処分したければ、さいたま市の場合粗大ゴミに該当する可能性が高いでしょう。
さいたま市では一片の長さもしくは直径が90cm以上2m未満のものは、粗大ゴミとして処分しなければならないからです。
ベッドはおおよそ、この長さに該当するはずです。

なおベッドフレームが2m以上のサイズのものもあるかもしれません。
この場合、さいたま市ではゴミ収集に対応していません。
別項で詳しく紹介しますが、その他の方法でベッドを処分する必要が出てきます。

スプリング入りマットレスは特定適正処理困難物

ベッドのマットレスの中には、スプリングの入っているものもあるでしょう。
さいたま市ではスプリング入りのマットレスの場合、特定適正処理困難物に分類されます。
さいたま市の場合、特定適正処理困難物は粗大ゴミ同様、事前予約の上で処分しなければなりません。

さいたま市では粗大ゴミも特定適性処理困難物いずれも、有料で収集をお願いする形になります。
粗大ゴミの場合、1品当たり550円処理手数料として費用負担しなければなりません。
特定適性処理困難物であるスプリング入りマットレスの処理手数料は、2,200円です。

スプリング入りマットレスを解体して不用品回収を依頼する場合、スプリングのみの状態にしても特定適正処理困難物扱いになります。
先ほど紹介した処理手数料もかかりますので、注意してください。

自治体以外でさいたま市のベッド不用品回収方法について紹介

さいたま市でベッドの不用品回収に対応しているのは、自治体の公的サービスに限りません。
他にも不用品回収の方法があるので、以下で紹介します。

さいたま市でベッドの不用品回収方法として、主要なものに以下の手法があります。
1.買取に出す
2.ジモティーの活用
3.不用品回収業者を利用する
4.買い替え時には引き取り処分
それぞれ、どのような特徴があるか以下にまとめましたので、さいたま市以外に不用品回収をお願いする場合の参考にしてください。

1.買取に出す

もし自分にとっては不用品でも、まだベッドの状態が良く使えるものもあるかもしれません。
このようにベッドにまだ価値がある場合には、ベッドの買取業者やリサイクルショップに査定に出してみるといいでしょう。
もしかすると、買取価格が付く可能性もあるかもしれないからです。

一般的に有名ブランドのベッドであれば、買取価格は付きやすいといわれています。
ただしヘタっているなど、使用感がある場合にはブランド物でも買取価格が付きにくいことも理解しておいてください。

もし買取価格が付いてその値段に納得し売却に同意すれば、運び出しをお願いできます。
しかもさいたま市の粗大ゴミと違ってこちらがお金を出すのではなく、買取代金を受け取れるわけです。

2.ジモティーの活用

買取価格が付かなかった、でもまだ使えるベッドであればジモティーを使って不用品回収をお願いする方法もあります。
ジモティーの活用は、さいたま市でも推奨している不用品回収の方法です。
さいたま市とジモティーは、連携協定を結んでいるほどです。

ジモティーとは、さいたま市内など地元でベッドの引き取り手を探すサービスのことを指します。
登録料や手数料は無料で、不用品回収を希望するベッドに関する情報を登録すれば完了です。
5分もあれば、投稿手続きは完了するでしょう。

ジモティーの場合、近所の方が引き取りを希望します。
よってベッドの引き渡しも、それほど労力は必要ありません。
また最短即日取引完了する場合もあり、スピーディに不用品を処分できるわけです。

3.不用品回収業者を利用する

さいたま市の場合、ベッドの不用品回収を希望するなら指定された場所までもっていかなければなりません。
しかしベッドのような大型の家具を運び出すのは、なかなか大変です。
とくに女性や高齢者が独力で搬出するのは、困難かもしれません。

そのような場合には、民間の不用品回収業者を利用するのも一考です。
不用品回収業者は、家の中にある不用品を外に運び出してくれるからです。
ベッドのような大型家具も運び出してくれるので、自分で持ち運ぶ必要がありません。

不用品回収業者は、スピーディに不用品回収するのもメリットの一つです。
さいたま市の場合、事前予約が必要です。
しかも混雑時には、予約してからベッドの回収をお願いするまでに1カ月前後かかってしまうことも多々あります。

不用品回収業者は、最短申し込んだ当日に不用品回収に対応しているところもあります。
引越しなどで、今すぐベッドを処分しなければならない場合には重宝するでしょう。
さいたま市で営業している不用品回収業者はいくつもあるので、まずはどこに依頼するか比較検討してみてください。

4.買い替え時には引き取り処分

ベッドを買い替えるために今まで使っていたものを不用品回収する方法として、引き取り処分を利用するのも一考です。
ベッドの販売店の中には、購入を前提に今まで使っていたベッドの引き取りサービスを実施しているところも少なくありません。

引き取りサービスでは、ベッドを家の中から運び出してくれる場合が多いはずです。
自分ではベッドの運び出しが難しい場合には、引き取りサービスを活用するといいでしょう。

ただしこの運び出しサービスですが、新しいベッドの購入費用とは別途で料金の発生する場合も少なくありません。
またベッドフレームの回収は対象外など、条件を設けている店舗もありますので注意してください。

さいたま市のベッドの不用品回収におけるまとめ

ベッドは同じものを使い続けていると、どうしても劣化が進みます。
劣化したベッドを使い続けると、健康面で大きなマイナスを伴うかもしれません。
今回紹介したベッドの劣化症状が見られるのであれば、速やかに処分するのがおすすめです。

さいたま市ではベッドを粗大ゴミもしくは特定適正処理困難物として、処分するルールになっています。
さいたま市の自治体サービスのほかにも買取に出すか、不用品回収業者に依頼するなどの方法もあります。
自分たちにとって適切な方法で、ベッドの不用品回収手続きを進めましょう。