「さいたま市で自分の部屋が散らかり放題でゴミ屋敷になってしまった」「家族の遺品整理しようと思ってさいたま市の実家を訪問したところ、ゴミ屋敷化していた」このような悩みはありませんか？ゴミ屋敷を清掃する場合、自力で行うのと業者にお願いする方法があります。どの程度までなら自分で対処できるのか、どのくらいひどいと業者にお願いしたほうがいいのか、業者の選び方のポイントについて解説します。
ゴミ屋敷を放置するデメリット
ゴミ屋敷化した住宅をそのままにしてしまうのはよくありません。放置していると、いろいろな問題を引き起こしてしまうからです。懸念される主なリスクについて以下にまとめました。
害虫の発生
ゴミ屋敷には文字通り、大量のゴミが溜まっています。その中には生ゴミがあるでしょう。するとそのゴミを餌にして、ダニやハエ、ゴキブリなどの害虫の繁殖を招きます。場合によってはネズミなど害獣の温床にもなりかねません。
悪臭がひどくなる
食べかすや飲みかけの飲み物をそのままにして、溜まった状態になっているゴミ屋敷も少なくありません。長時間そのようなゴミを放置していれば、腐敗を起こします。また掃除が全く行われておらず、換気も不十分だとカビが家の中で発生しやすくなります。さらに先ほど紹介したように害虫などが発生すると、その糞尿も家の中に溜まっていきます。このような要素が組み合わさって、悪臭を放つ恐れが出てきます。
火災のリスク
ゴミ屋敷化した住宅では、コンセントがゴミの中に埋もれてしまいます。またコンセントの周辺にほこりが溜まりやすくなりますので、トラッキング現象によって火災の発生する恐れがあります。またネズミが住宅内で発生すると、ケーブル類をかじる危険性があります。その結果、電気がショートして火災の原因になりえます。
体調の悪化
ほこりやカビが発生している中で生活を続けると、体調面の悪化の可能性が出てきます。さらに害虫や害獣の糞尿などでアレルギー症状を引き起こすかもしれません。さらに実質害虫や害獣と同じところで生活することによって、何らかの感染症に罹患するリスクも出てきます。
近隣トラブル
悪臭や害獣の出現などはゴミ屋敷の住人だけでなく、周辺住民にも悪影響を及ぼします。また景観を損ねますし、ゴミ屋敷を見て「ここならゴミを放置しても問題ないだろう」と不法投棄の温床にもなりかねません。そこで周辺住民から「何とかしてほしい」というクレームが入り、近隣トラブルに発展する危険性も出てきます。
ゴミ屋敷の清掃は自分で行うべき？業者に任せるべき？
自宅もしくは親族の住宅がさいたま市にあってゴミ屋敷化しているのであれば、速やかに清掃したほうがいいでしょう。上で紹介したように、さまざまな問題点が発生するからです。自分たちが被害を受けるだけでなく、周辺住民にも迷惑をかけかねません。ゴミ屋敷の清掃方法ですが、自分で行うのと業者に任せるのと2種類の方法に大きく分類できます。
自分でできるなら自分で行うのがおすすめ
もしゴミ屋敷といっても、そこまでゴミがあふれ出るような状態でなければ、自分で清掃するのも一つの手です。ただしゴミ屋敷化した住宅をきれいにするためには、1日だけでは作業が完了しないかもしれません。時間的に余裕があり、体力にも自信があれば自分で行うのも一考です。
自分で清掃するメリット
自分でゴミ屋敷の清掃をすれば、コストを必要最小限に抑制できるのが大きなメリットといえます。掃除用品代金程度で済みます。別項で詳しく見ていきますが業者にお願いした場合、それなりの費用がかかります。できるだけお金をかけずにゴミ屋敷問題を解決したければ、自分で清掃してみるといいでしょう。
他人に知られずに清掃できる
ゴミ屋敷化した住宅を他人に見られるのは、決して名誉なことではありません。セルフマネジメントの出来ない人と思われるからです。自分の部屋がゴミ屋敷になっている場合恥ずかしいでしょうし、自分以外でも身内の部屋がゴミ屋敷化していても、一族の恥を他人に見せたくないと思う人もいるでしょう。自分で清掃できれば、他人に知られることなくゴミ屋敷をきれいにできます。精神的な苦痛を受けずに済むわけです。
自力でできるかどうかの基準
ゴミ屋敷を自力で清掃できるかどうか、大まかにいくつか基準があります。以下で紹介する基準の範囲内であれば、時間のある人は清掃にチャレンジするといいでしょう。
まずは間取りです。清掃する対象が3DK以内であれば、何とか自力清掃ができるかもしれません。もしこれ以上の間取りのゴミ屋敷をきれいにするとなると、清掃作業に何日もかかります。途中で挫折してしまう恐れが出てきます。
ゴミの量も判断基準になるでしょう。ワイドショーなどでもゴミ屋敷が特集されますが、中には天井近くの高さにまでゴミが積み重なっている住宅も見られます。ここまでになると自分で対応するのではなく、業者にお願いしてみるべきです。作業の見通しが立ちませんし、下手にゴミを片付けようとするとゴミの山が崩れてきかねません。自分が危険な状態になるわけです。
また部屋の中を移動できるかも、自分で清掃できるかの基準になります。ゴミ屋敷の中にはあちこちにゴミが散乱している状態で、足の踏み場もないような部屋も見られます。清掃作業できるだけの身動きのとれるようなスペースは必要です。もう一つ、水回りが利用できる状況かもチェックしてください。掃除の際には雑巾がけや水を溜めて洗剤をたらすなど、水回りは必要不可欠です。浴室・洗面所・キッチンいずれか一つでも利用できれば、自分で清掃可能です。しかしどこもゴミで埋まっていて、水の流せない状況であれば迷わず業者に依頼したほうがいいでしょう。
さらに害虫や害獣の発生している状況だと、ちょっと自力だけで何とかするのは難しいでしょう。害虫や害獣が発生しているのは、食べ物が腐っている可能性が高いからです。さらに害虫や害獣の糞尿が自宅に残っている可能性があります。こうなってしまうと清掃だけでなく、徹底した消毒処理も施さなければなりません。素人の手に負えるレベルではありません。
ゴミの種類も自力で片付けられるかどうかの基準になりえます。ペットボトルや空き缶、弁当箱などの空き箱がメインであれば、あれこれ考える必要はありません。どんどん捨てていけばいいので、量が多くても意外と作業ははかどります。一方、写真やぬいぐるみ、切り抜きなどだと「これは本当に捨ててもいいのかな？」と迷ってしまって、作業がなかなかはかどらない可能性があります。
賃貸物件なら業者に依頼すべし
家族が賃貸で暮らしていて、亡くなったり入院したりで部屋を空けることになった場合、その部屋がゴミ屋敷だったなら業者に片づけを依頼するのがおすすめです。賃貸物件の場合、大家さんに部屋を明け渡さないといけません。しかも部屋の明け渡しには期限があります。期間が限定されている場合、ゴミ屋敷の片づけにノウハウを持っているプロにお願いしたほうがスムーズに部屋の明け渡しができるでしょう。
さいたま市のゴミ屋敷清掃業者に依頼する前の準備
「ゴミの量があまりに多くて自分ではどうにもできない」「高齢で掃除するにも体力に自信がない」「遠方で暮らしているので現地に行って作業できない」などの場合、業者に依頼してゴミ屋敷の清掃をする形がおすすめです。さいたま市を営業エリアにしているゴミ屋敷清掃業者はたくさんあるので、どこかに依頼しましょう。ただし業者に依頼する前にいくつか押さえておくべきポイントがあるので、ここで紹介します。
さいたま市のゴミ清掃料金の相場
ゴミ屋敷の清掃をお願いする場合、それなりに費用がかかります。さいたま市の費用相場を見てみると、部屋の間取りやゴミの量によって価格は違ってきます。まず間取り別で見てみると、ワンルームで5万円くらいと思ってください。同じく1LDKから2DKにかけての部屋なら7万円、2LDKから3DKくらいの部屋の片づけなら15万円くらいと考えましょう。3LDK以上の部屋になると18万円くらいが相場と思っておきましょう。
回収するゴミがどのくらいかでも、費用は違ってきます。どの程度のサイズのトラックで収集するかで、費用相場が違ってきます。さいたま市の場合、軽トラック程度であれば4,500～20,000円程度が相場です。しかし2トントラックが必要になると14,500～60,000円くらいが相場と考えましょう。ゴミの量が多く4トントラックが必要になると安くても30,000円、高ければ200,000円くらい請求される場合もあります。
見積もりを取ること
さいたま市でゴミ屋敷の清掃をお願いするといっても、部屋の広さやゴミの量によって価格は違ってきます。そこで自分の部屋の場合どのくらいかかるか、前もって見積もりを取っておきましょう。このときおすすめなのが、複数の業者にお願いして相見積もりを取ることです。同じ条件で見積もりを取り、より安い価格で請け負ってくれる、納得できる業者に依頼すれば満足度も高くなるはずです。
また相見積もりを取ることで、自分の部屋の場合だいたいの相場がどのくらいかも見えてきます。相場観がわかれば、不当な高額請求を受ける事態も回避できます。見積もりは無料で行ってくれる業者が多いので、複数のところに依頼しても懐が痛む心配もありません。
できる片づけはしておく
もし時間があって、現場に行けるのであれば、すべてではなくても、できる範囲で片付けしておくのがおすすめです。清掃業者は処分するゴミの量や作業量をベースに、料金を決めます。片づけをして少しでもゴミの量を少なくしておけば、その分費用を安くできます。ゴミ屋敷の中には、自分たちでも処分できるようなゴミもあるはずです。少し片づけただけでも、費用を数千円圧縮できる場合もあります。あくまでも余裕があればですが、できる範囲で片づけをしてから業者に依頼してください。
使えるものはきれいにしておく
清掃業者の中には、買取サービスも同時に行っているところもあります。ゴミ屋敷といっても、その中にはまだ使える価値のあるものが見つかるかもしれません。先ほど紹介した業者に依頼する前にゴミ屋敷の片づけができるなら、使えそうなものはないかも探しておきましょう。もしお金にできそうなものが見つかれば、ほこりなどの汚れをきれいにしておきましょう。そして業者に提示すれば、いくらかの額で買い取ってもらえるかもしれません。もし部屋の中にあるものを売却しようと思っているなら、不用品買取サービスも行っている業者に依頼することです。
さいたま市でゴミ屋敷清掃業者を依頼する際のポイント
ネットで調べればお分かりになるでしょうが、さいたま市でゴミ屋敷の片づけを行っている業者はたくさんあります。その中でもどこに依頼すればいいかで迷う人もいるでしょう。そこでここではゴミ屋敷清掃業者を選ぶにあたって、どのようなポイントを押さえるべきかについて紹介します。実際に依頼することになった際の参考にしてください。
一般廃棄物収集運搬業の許可を受けている
まず大前提として、さいたま市の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けている業者に依頼することです。この許可を受けていない業者の場合、回収したゴミを不法投棄など非合法な方法で処理している可能性があります。家族の不用品の運搬はこの一般廃棄物収集運搬業の許可を受けていることが条件です。もし不法投棄で処分していることがのちに発覚すれば、業者はもちろんのこと依頼した人もペナルティの対象になってしまいます。
一般廃棄物収集運搬業の許可を受けているかどうか確認する方法は簡単です。特定の業者のホームページもしくはチラシに許可番号が掲載されているかどうか確認してください。またさいたま市のホームページで、一般廃棄物収集運搬業の許可を出している業者の一覧を掲載しています。そこに表示されている業者の中から依頼先を選ぶのがおすすめです。
実績で比較する
ゴミ屋敷の清掃実績の豊富なところであれば、処分のノウハウが充実しているのでスピーディに片づけてもらえます。また害虫や害獣が発生しているような素人では難易度の高いゴミ屋敷でも、適切な処理が期待できます。業者のホームページで、過去に実際に担当したゴミ屋敷清掃の事例を紹介していることも多いでしょう。そこでどんなゴミ屋敷の清掃経験があるのか、直近2年ほどで数多くのゴミ屋敷の片づけ事例があるかを確認しましょう。もし経験が少ないと、ゴミ屋敷の片づけを実際に任せても手慣れていないので作業に時間がかかる恐れがあります。
見積書で比較する
複数の業者から相見積もりを取って、見積書の内容を比較して業者を選ぶことが大事と先に紹介しました。この時見積書の金額だけをチェックするのではなく、その内訳も確認しましょう。もし内訳があいまいでいきなり合計金額が提示されているような見積書の場合、後で「追加費用が必要になった」などいって上乗せしてくる恐れがあります。人件費がいくらでトラック1台当たりの単価、品目ごとのゴミの処分費など細かく費用が算出されていて、合計金額を提示しているような見積書であれば、その値段の通りでお願いできるでしょう。
サービスで比較する
ゴミ屋敷の片づけだけでなく、プラスアルファのサービス内容で比較するのも業者選びのポイントの一つです。たとえば不用品買取サービスをつけている業者も結構あります。家具や家電、アクセサリーなどのまだ使えるアイテムを査定して、高価買取してくれるサービスのことです。もしかするとゴミ屋敷の片づけを依頼したけれども、いくつかアイテムを売却できて手元に現金が入るかもしれません。
またハウスクリーニングのサービスの付いている業者を利用するのもおすすめです。ゴミ屋敷清掃業者の中には、ゴミの片づけはしてくれてもハウスクリーニングが対象外というところも少なくありません。ゴミが無くなっても、部屋に汚れや臭いがこびりついている可能性もあります。しっかりきれいにしたければ、ハウスクリーニングまでやってくれる業者にお願いするのがおすすめです。
さいたま市のゴミ屋敷清掃のまとめ
さいたま市でゴミ屋敷になって悩んでいるというのであれば、業者に依頼して片づけを進めたほうがいいでしょう。そのまま放置していると害虫や害獣が発生しやすくなり、火災リスクが高まって、自分だけでなく周辺住民にも迷惑をかけてしまうからです。自分で片付けする時間も体力もなければ、業者にお願いして速やかにきれいにしましょう。
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